みなさんは、困った時や落ち込んだ時に元気になれる言葉ってありますか?

私はいくつか大事にしている言葉があるんですが、今日は義母からもらった言葉のエピソードを紹介します。


義母は7年前にアルツハイマー型の認知症と診断されています。

私は長男の嫁ではありませんが、若い頃から何となく義父母のお世話をするだろうなー、と思っていました。

なぜかはよくわかりませんが、そうするものだと私のカリキュラムに組み込まれているみたいです。

なので、自然の成り行きで本当にそうなりました。


義母が認知症とわかると、まずは私たち家族が引越して態勢を整え、その4ヶ月後には義父母の引越し。

義父の老老介護解消のため近所に来てもらいましたが、結局半年ほどでお義母さんは施設に入所。

一人暮らしをすることになったお義父さんのお世話や、心のケアに細心の注意を払っているころに、娘の発達障害の診断、そして不登校、さらに高校中退がやって来て、嵐のような6年間でしたね〜。

否が応でも夫とタッグを組んで立ち向かうしかなく、よく二人で
「よくぞこんなに次から次へと難しい課題がやってくるもんだ。
でも本当に良くできてるよねー。
これが同時だったら無理だけど、順番に来るから何とかなる。」
と励まし合ったものです。


一昨年の冬、お義母さんはいよいよベッドから起き上がれなくなりました。

会話のやりとりはできませんが、こちらからの呼びかけに「はい」とか「そうね」とか言ってくれます。

その頃、私が一人でお見舞いした時の会話があまりに不思議だったので、メモにして、大事に取っておきました。

先日、私が久しぶりにどんよりモードになった時に引っ張り出して見ているうちに、ブログの記事にしてみようかなぁと思った次第です。

当時は娘が中学3年生で、まだ鬱々した感じが残っていた頃のことだと思います。

以下、名前だけ変えて載せます。

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ベッドに寝たまま、目を開けずに会話します。

「お母さん、頭撫でてもいい?」

「はい」

「お母さん、私、お母さんに聞いて貰いたい話がいっぱいあるんだよ。」

眉を持ち上げて、まあ、そうなの、という顔。

「お母さん、天国に行ったら、私のこと待っててね。会えたら、いろいろ話したい。」

「そうね。」

「ムスメのことで本当にいろんなことがあって、大変で…。前みたいに、お母さんに相談したいよ。元気なお母さんだったら、何て言うかな。」

(絞り出すように、でも大きな声でハッキリと)
「いいんだよ!」
とニッコリ。

「え?
いいんだよ、って言ってくれるの?
ムスメのこと?」

「そう。」

「そうなんだ〜。なんか嬉しいよ。
いいんだよ、かー。ありがとう。元気出た。」

「お母さん、天国行ったら、ムスメのこと、応援してあげて。今、すごく苦労してるから。」

真一文字の口で、固まっている。
拒否しているように見える。

「ん?なんか違うみたいね。お母さんは、ムスメより私を応援してくれるのかな?」

「そうね。」

「(笑)そうなんだ〜。ムスメより私か。
ムスメは、自分で自分の応援団を見つけられそうだもんね。」

「そうね。」


私がそういうことで気にかけることすら余計な気遣いなのよ、と気付かされる。

眠ったお母さんと、魂の会話。
字にすると、より夢の世界みたいに見えるけど、真実。


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「いいんだよ。」


これが私の大事なポジティブワードです。

お義母さんからもらった、まさに魂の言葉。

自分も、相手も、肯定できる言葉。

強弱のちょっとしたニュアンスで、
励ましたり、落ち着かせたり、安心したりできる言葉。

この一言で前向きになれます。

ちょっと落ち込んで、頭の中がぐるぐるしちゃっても、これを思い出して復活するんです。


気持ちを切り替えて、前向きになれる言葉は、人それぞれ。

「大丈夫」
「平気」
「なんとかなる」
「まぁいいか」
「これでいいのだ」

などなど。

自分が落ち着くオリジナルの言葉が見つかればいいんだと思います。

そして、それが人にも言えるようになると、より強く自分にも染み付きますね。

「いいんだよ」

私はこの言葉を、娘にちゃんと言えるようになりたいな、と思います。





今回の記事はここまでです。
お読みいただき、感謝しています。



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海野しぶき