前回のブログに、娘が書店で大人の塗り絵を体験した日のことを書きました。

娘が塗り絵に夢中になっている間、私は書店のスタッフさんとすっかり話し込み……。

娘が不登校で引きこもりだったことを話すと、スタッフの女性も不登校の経験者だと教えてくれました。

今のネット世代よりは前のことのようで、引きこもりの頃は部屋で本ばかり読んでいたそうです。

当時は、やはり親子で大変辛い思いをしたとか。

でもご本人が、ある日突然地面からニョキっと芽が出たように世界が変わった感覚があり、急にやりたいことができて、あとはそのまま突き進んだそうです。

「あの頃のことは全く後悔していないし、むしろあれがあったから自分は強くなれたと思っている。」と、力強く話してくれました。

今は書店勤務ですから、「好き」を貫いたわけですよね。

私はつい親の目線で聞いてしまいましたが、勇気をたくさんもらいました。

そして彼女からは、「絶対大丈夫だから、って娘さんに言っておいてくださいね!」と、メッセージをもらいました。


その日の夜はコーフンと疲労で夕飯は作れず、久しぶりに家族3人で外食。

注文した物を待っている間に、私から娘にそのメッセージを伝えたところ、娘は、
「あのまま(学校を)休まずにいたら、多分自分は死んでた。」
と言いました。

無理して学校に通っていたら、そのまま外でバタッと倒れて息を引き取るか、もし家にいたとしても、力尽きて目が覚めず、命が終わっていただろうと言うのです。


そういえば娘が登校しぶりの頃、「このまま消えてしまいたい。」と言っていたことを思い出しました。

しかし娘には、自殺願望があったわけではありません。

なぜなら、「痛いのも、苦しいのも、血も怖いのに、わざわざ自分にそんなことできっこないし、するわけがない!」
と当時言ってたからです。


つまり、あのまま頑張り続けて登校していたら、自ら命を絶つつもりがなくても、自然と命の炎が消えていた、と言っているのです。

それほど、登校しぶりの時期は苦しいと言いたかったのでしょう。

苦しさのあまり、消えてしまいたかったのですね。


不登校専門のカウンセラーは、「子どもが自分の命を守るために不登校を選んでいる」と言いますが、それはおそらく比喩でもなんでもなく、事実なんだと思います。

少なくとも娘の感覚ではそうだったわけです。

今、心ゆくまで休めている娘は、自分でわかるほど元気になってきた、ということですね。

自分自身で「私は大丈夫!」と思っているから、過去を振り返ることができたし、私たち親にも話せたのでしょう。


弱く小さくなったろうそくの炎は、強風吹き荒れる外ではすぐに消えてしまいます。

消えないようにするには、風から守るために手のひらで囲いますよね?

子どもの命の炎が消えないようにするのも、同じなんだと思います。

子どもを部屋に囲って外界から保護しないと、命の力は戻りません。

今現在、子どもの登校しぶりや不登校で、対応に悩んでいるお母さんがこのブログを読んでいたら、ぜひ自信を持ってしっかりお休みさせてほしいと思います。


親の対応次第では、せっかく学校は休んでいるのに、家で安心して休めません。

それでは炎の力もいつまでたっても弱いままです。

絶対にやって欲しくないのは、ろうそくの炎を手で囲いながらフーッと息を吹きかけて消してしまうこと。

「過保護」を装って囲いながら、「過干渉」に息を吹きかけることです。

これは、せっかく強風から逃れたと思った子どもにしてみたら、生き地獄。

炎を大きくするために必要なのは、囲うことだけ、です。

火に触ろうと手を出すと、ヤケドしちゃいますよ。


(「過保護と過干渉」については、カテゴリ  思春期の子育て  にまとめてあります。ご興味ある方はぜひお読みください。)




今回の記事はここまでとなります。
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海野しぶき