(続き)

それでも家の中で起こることには毎日悩み、不安でいっぱいでした。

あっと言う間に陥る昼夜逆転とネット(スマホ)依存。
我が家もこれに悩まされました。

人に会いたくないという時に、朝から元気に起きて行動できるわけがなく、夜中にコソコソ好きなアイドルのファン同士、ネットで盛り上がるのもわからないではありません。
なので携帯を取り上げたりはできませんでした。
大体そんなことしたら、発狂するに決まっています。

家庭内で使用時間のルールを作って、というアドバイスもあちこちで見ましたが、思春期真っ最中の子どもが親の作ったルールを守るわけもなく、
「今はどうすることもできない!」
と歯ぎしりしながら見守ることしかできませんでした。

しかし、親は快く思っていないのが本音なので、やはりちょこちょこ生活改善の要望を口にしてしまいます。
すると途端にご機嫌斜めで、
「うるさい、黙れ、ウザい、死ね」
は当たり前のお返事。
場合によっては物が飛んで来ます。
さらにヒートアップすると部屋にバリケード。

あちこち相談したり、自分で調べた結果、我が家の場合はとりあえず本人に任せて、自分で決めたようにさせることが良さそうだと判断し、時間的なことで口出しするのは止めました。

すると、ますます加速するスマホ依存に昼夜逆転。
でも、子どもの精神的な落ち着きは、眼を見張るものがありました。
しかし相変わらず人には会いたがらず、相談関係は一切拒否。
月一の病院もなかなか行けない状態でした。

私の方は不登校の状態にだいぶ慣れ、ネットで不登校関連を検索しても真新しい情報が得られるわけでもなく、決まったところをチェックするだけ。
そしてある日、ふと思ったことは、

「あれ、私、ヒマじゃん」

でした。
子どもは昼夜逆転のピークで、夜に起床。
食事は一日一食。
滅多に入浴しないから洗濯物も極端に少ない。
出かけないからスケジュール管理も、なんにもないのです。
考え方によっては、今までで一番手が掛かってない状態かも。

そう思ったら、突然気持ちが外に向いてきて、趣味の習い事を週一で始めることにしました。

不登校についての情報集めは続けていましたが、
「不登校問題を克服したお母さんは、どういう心境の変化があったのか知りたい」
と思うようになりました。
親の会に参加して、いろんな状況のご家族の話を聞いたり、勉強を続けているうちに不登校に対する理解はだいぶ深まりました。

本当にケースバイケースで、これが正解、というのは無いもののようですが、大体どこでも言われるアドバイスとしては、

「子どもを受容する」

「信じて待つ」

「親が元気になれば、子どもも元気になる」

こんなところでしょうか。

私は、いずれもやっているつもりではいたんですが、数ヶ月状況が変わらず、子どもに良い兆しもないので、ただ待つのでもなく、自分から何かできることがあるのでは、と思うようになりました。

あちこち探すうちに、「不登校生支援」の編集長である森先生が進行している「おしゃべり会」に出会いました。
同時期に、ある小児科の先生のブログも見つけました。

そして、私がこれまで苦戦していた「受容する」の意味が、この二人の先生のおかげでようやくわかってきたのです。

(続く)


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