前回までの記事では、不登校でどん底状態の子どもが発する、無言の静的な要求を親が察することが過保護につながると説明しました。


親子関係も悪く、子どもには暴言暴力がある(もしかしたら親にもある)ところから、過干渉を取り除く取り組みはスタートします。

親が自分自身の恐れを手放し、
新しい自分に変貌するため、
親からは話しかけずに、
子どもの話を頷きながら肯定的に聴けるようになると、
子どもは親からの信頼を感じ始め、
少しずつ心が膨らみ始めます。


行動としては何も変化がないように見えても、もの腰が変わります。

攻撃性が影を潜め、穏やかな表情になるのです。


そして、本当にどん底の辛い時期、無言の要求しかできなかった時期を過ぎると、子どもは欲しいものができたり、行きたいところができてきます。

これが動的な要求です。


とても喜ばしい変化なのですが、親にとっては再び脳グセを試される時の到来。

「親からは話しかけない」をスタートした途端、答えに困る質問をしてくるのと同じです。

それを過干渉テストとすると、今回のは過保護テストと言えるでしょう。


過保護テストは、親が自分(子ども)を本当に信じて任せているかのチェック。

子どものことを心から信頼し、決定権を子どもに譲り渡しているならば、どんなことを要求されても躊躇なく無条件でOKするはず。

それを試してきます。


親の最初の一言目の反応が重要で、ダメ、NOと、反射的に拒否したり、あれこれ条件を付けたらNG。

自分を一人前と認め信じてくれていると、子ども自身が感じるまでこのテストは続きます。


ちなみにこの過保護テストは、先に出てくる過干渉テストと、時に一緒くたにやってくるものなので覚悟が必要。

思春期の子どもは、甘えと反発、相反する感情を同時に出しながら向かってきますからね。

親の気持ちもジェットコースターのように上がったり下がったりする理由はここにありそうです。

反発には過干渉排除、甘えには過保護に徹する、と対応の仕方がわかっていれば、動揺することは何もないと思います。



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海野しぶき





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